愛知県、名古屋市、大府市、刈谷市で法的サポートの頼れる拠点 行政書士 小泉潤一郎事務所

事例紹介

遺言について

遺産相続サービス

〇意思の強さを感じた遺言
連絡が取れない弟がいるというK様から、父親(80歳代)が亡くなったときの相続手続きについてご相談をいただきました。
K様からお話を伺うと、父親は弟と絶縁しており財産は全てK様に相続させたいご意向ということでした。そこでお父様には「遺言公正証書を遺していただくことで、遺産の分け方について弟と話し合いをすることなくK様へ遺産を相続することができる」旨を説明し、手続きを進めさせていただきました。

お父様は持病があったものの自分で通院し、よく喫茶店で友達と世間話をしている様で遺言を遺すのに意思能力が問題となることは無く、順調に手続きを進めていき遺言公正証書を作成する日程が決まったときでした。
K様から「父親が転倒して入院することになったので公証役場の日程を変更できませんか。退院したら連絡します。」等の連絡をいただきました。
そこで公証役場の予定をキャンセルし、お父様が退院されたら再び日程を調整することになりましたが、その後、K様から連絡をいただく度にお父様の体調は悪くなっていきまいた。
最終的には「昨日、父親と話をしましたが辛そうでした。歩くことは難しいと思います。」という連絡をいただき、急遽、3日後に病院において遺言公正証書を作成することになりました。

当日、お父様はベットで眠っていましたが、公証人を前にすると目を覚まし、しっかりと説明を聞き、公証人の質問に対しては強い意志をもって遺言の内容を伝え無事に遺言公正証書を作成することができました。
そして、数日後、お父様は静かに息を引き取られました。

今回の遺言手続きでは、お父様は遺言を遺さないと相続手続きが大変になることを十分に理解され、何としても遺言を遺さなくてはという強い意志を持ち、最後の気力を振り絞って遺言公正証書に臨まれたのだと感じました。

遺言を遺すことで相続に関する問題が解決できるケースは多くあります。
特に、
・特定の相続人に多く財産を相続させたい。
・お世話になった方に財産を贈りたい。
・相続人の仲があまり良くない。
・連絡が取りづらい相続人がいる。
・お子様がいないご夫婦
・内縁関係にあるご夫婦
上記のような場合にはとても有効です。
相続に関して困ったことや不安なことがございましたら、是非、ご相談ください。

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